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ぼくが、わたしが活動を始めた理由
多胎家庭のつながり求めて
岡山多胎サークルおてて 里見沙恵美

我が家は上に二人兄がいて末っ子がふたごでした。かわいいなと憧れていたふたごがまさか我が家に!と驚きと嬉しさと不安とが入り混じった中で妊娠生活がはじまりました。
ふたご育児と検索するとインターネットやSNSではたくさんの情報にあふれていて取捨選択に迷い、不安な気持ちになりました。生まれてからは日々の生活に必死で情報を探す時間もなく、外出も難しく、やっとの思いで子育て広場に行っても、同じようにふたごを子育てしている人にはなかなか出会えませんでした。
ふたごはかわいくて、でもやはり何事も2人分なのでもちろん大変、そんな喜びや悩みを同じように多胎を育てている人たちと共有したい、もっと妊娠期から知っておきたかったことなどを先輩ママから教えてほしかった、と思ったのがきっかけでした。
NPO法人まんなかさんが運営している広場をお借りしてふたごが8ヵ月のときにふたごの交流会を初開催し、不定期で行っていましたが、多胎家庭の居場所として需要があることを実感したのでサークルを立ち上げて現在にいたります。岡山市と倉敷市児島で主に開催していますが、少しずつ周知されて、それ以外の遠方の地域からの参加や、妊婦さんも参加してくれるようになりました。
妊娠期から来てくださる方も少しずつ増え、育休から仕事復帰されても遊びにきてくださるので成長を一緒に感じることができるのはとても嬉しいです。これからももっとたくさんの多胎児、多胎育児中のご家族とつながりたいと思っています。


〈出典〉ふえき 89号(2026年1月25日)