障害者アートとデザインを学ぶ学⽣による企業の広告等制作事業
代表者:髙橋京恵 所在地:岡山市 設立年:2021年 メンバー数:5名 助成年度:2022年度 教育文化活動助成
活動の目的
障害のある⼈の賃⾦は低い⽔準にあり、岡⼭県内のA型事業所平均で81,054円、B型事業所平均で14,643円(令和2年)となっています。中でもアートの才能のある⼈の発表の場やその個性や能⼒に適正な評価が得られにくい状況があります。芸術表現としてのアート活動とは別に、商業デザインとしての活⽤を⾏うことにより適正な報酬を得ることができます。障害のある⽅は、福祉事業所などに属していますが⽀援者の⽅が企業や学⽣と連携する活動を積極的には⾏うのは難しく、マッチングする役割を担う当団体のような組織が必要と思われます。
活動の内容及び経過
そのような中、2021年9月より任意団体デザインゴールズ実⾏委員会を立ち上げ、民間企業や岡山情報ビジネス学院などと連携を行い障害者アートを活用した事業を展開してきました。2022年度においては参加企業数9社、クリエイター9人による事業を実施することができ、クリエイターには約20万の報酬を支払うことができました。また、参加企業においても満足度が非常に高く、続けて参加申し込みされる企業様もあることから企業ニーズは高いと思われます。また、今後更なるクリエイターの発掘や参加企業の獲得に向けこの取り組みを広くPRするために広報物が必要となります。ついては今までの取り組み内容がわかる冊子(事例集)を制作しクリエイター、企業へ配布することにより今後の継続した事業継続につながると思います。
活動の成果・効果
今年度に関しては9社の企業が参加したことから、それぞれの取り組んだ内容や制作に関わる経緯、制作物などがわかる冊子(事例集)を制作しました。(A5サイズフルカラー、総ページ数20ページ×4000部)また、参加企業向けの募集チラシ(A4両面カラー、1000枚)も印刷を行い広くPRを行うことができました。活用方法としては参加企業への配布や参加を検討されている企業、クリエイターへの配布により参加を促すことができたと共に、連携先である岡山情報ビジネス学院のキャリア実習の成果としても高い評価をいただいています。
今年度も現在において数社の企業様が参加を検討されていたり、また、二度目の参加を希望されている企業様もいます。
今後の課題と問題点
今後の課題としては、この事業を継続的に続けるためには団体の活動資金の調達が大きな課題となっています。より多くのクリエイターの方々に適正な報酬を得るためのサポートを継続するためには当プロジェクトのPRが必須となってきます。民間企業ではSDGsの取り組みも増えてきており、また、従業員教育の一環としてこの事業を活用される企業もあります。広報としては昨年、専用サイトの開設も完了し、SNSを中心とした広報PRを行っており、この度の事業実施で行った冊子(事例集)、チラシを活用し支援機関を始めとして就労支援事業所などへ配布を行ってまいります。