ガーデンにダイブしよう☆EDIBLE LIFE Lab.

団体名:エディブル・エデュケーション岡山研究会
代表者:田辺綾子 所在地:倉敷市 設立年:2020年 メンバー数:10名
助成年度:2024年度 教育文化活動助成(3ヵ年助成)
  • 秋冬野菜がトウ立ちし花を咲かせる畑の中で観察会

活動の目的

参加児童が自己肯定感を獲得していけるようなプログラムと学習空間を提供する。このことで、学校の教科学習との結びつきの良さだけでなく、非認知能力が向上していることも強く感じられていたことから、エディブル・エデュケーションの教育的効果を図るためのツール開発にも挑戦した。

活動の内容及び経過

エディブル・エデュケーションの本格実践3年目。小学1年生〜6年生による異学年学習を毎月1回、通年で行った。倉敷市内2つの保育園から依頼され、新たに未就学児(保育園児)のエディブル活動もスタート。保育士へのレクチャーとエディブル・ガーデンのデザイン、未就学児のエディブル・エデュケーションのカリキュラム開発に着手した。小学生へのプログラムでは、参加児童の約9割が前年度からのリピーターで構成され、ここへ新規参加者が加わったことから、これまでの1クラスから2クラスへ増やしての開催となった。保育園での活動では、保育士・職員の協力が得られ、毎月のレクチャーによる対話から、保幼小接続プログラムの開発に挑戦するのがいいのではないかということで、今後展開していくことになった。プログラムを体験した園児の反応も非常によく、アクティブラーニングのメリットを提供できている。

活動の成果・効果

小学生へのプログラムでは、昨年度に落ち着いてプログラムを受講するための対策に時間をかけたおかげで、本年度の児童の成長はめざましく、自然界での発見や驚きを学力や知識へつなげる力がついており、友達と協力し合って共に成長していこうとする姿勢がよく見られた。またそのことで、学校でも実際に役に立っているとの保護者からの評価も得られた。未就学児(保育園児)へのプログラムでは、理事長や園長、保育士・職員の方々からの賛同と高い評価を頂き、保育園主催でエディブル・エデュケーションをテーマにした映画上映会と講演会を企画していただいた。保護者の方々だけでなく、地元企業や教育委員会・教育関係者の方々も参加してくださり、エディブル・エデュケーションの周知が面的に進み始めている。

今後の課題と問題点

非認知能力が向上することで、子どもたちのウェルビーイングが確実に養われていることは肌感覚でわかっているものの、これらの効果を可視化・言語化するためのツール開発は想像以上に難しいことがわかった。リマインドシートやジャーナリング、ルーブリックによる自己評価シートの作成を進めているものの、初期設計の精度を絞り切れていなかったことから、進め方や集計がやり難くなり、まだ公開する段階になり得ていない等のデメリットが出ている。もっと精度を上げる必要を感じている。

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