小学生を対象とした科学講座を年間で41回実施した

団体名:放送大学学生団体 科学わくわくクラブ
代表者:瀬崎勝二 所在地:岡山市 設立年:2012年 メンバー数:33名
助成年度:2022年度 教育文化活動助成
  • 2022年度に実施した科学講座の日程と内容です
  • 公共施設での科学教室の風景です
  • 佐伯小学校で実施した科学講座の感想文の一例です
  • 小学校での出前授業の風景です

活動の目的

小学生を対象にした「科学講座」を実施し、「科学の面白さ」と「科学的に考えることの大切さ」を伝える。
・小学校への出前授業では、小学校の先生が授業では実施しにくい実験や内容を取り扱い、生徒たちの興味と理解を深める。
・公的な機関(サイピアなど)での科学講座では、科学に興味のある小学生が参加しているので、より深い内容も理解できるようにする。また保護者が一緒に参加している場合が多いので、自宅に帰ってから家族で話し合ったり考察することができるような話題の提供も行い、科学への理解を深める。

活動の内容及び経過

活動の内容
小学校への出前授業12回(6校)。サイピアでの科学講座13回。
公民館での科学講座5回。その他の児童クラブなど10回。
京橋朝市にも参加させていただきました。
活動の経過
夏休みまでは新型コロナの影響があり依頼は少なめでしたが、秋以降はこれまで以上の依頼をいただくようになり、前年度を12回上回る実施回数となりました。
講座実施日、内容など詳しくは、添付ファイルでご確認ください。

活動の成果・効果

成果・効果に関しては、
1、科学講座を受講した子供たちの質問やアンケートや感想文から判断しています。「〇〇に関してよく分かった」「〇〇についてもっと調べてみたい」などの回答を多くもらっています。(添付ファイルを参照ください)
2、再依頼や新規の依頼をいただけるかで判断しています。2022年度は、佐伯小学校、帯江小学校学童保育、有漢公民館などから新規の依頼があり、さらに倉敷科学センター、津山まちなかカレッジから2023年度の新規講座開設の依頼をいただきました。

今後の課題と問題点

  1. 子供たちに人気のある「生物関係」に依頼と実施が偏っている。物理、化学、地学、プログラミング、環境など幅広く講座ができるようにする。
  2. 後継者の育成。講師、及びアシスタントの高齢化が進んでいる。
  3. 活動範囲が県内全域に広がることにより岡山市以外での講師、およびアシスタントの補充が必要である。
  4. 活動成果を客観的に評価する方法が必要になる。(子供たち対象のアンケートの定量化、講座依頼者を対象のアンケートの追加など)

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