岡山県郷土伝統的工芸品・手織作州絣製造者認定者7名を助手指導者として講座を開始
団体名:作州絣保存会
代表者:日名川茂美 所在地:津山市 設立年:2010年 メンバー数:46名 助成年度:2021年度 教育文化活動助成
代表者:日名川茂美 所在地:津山市 設立年:2010年 メンバー数:46名 助成年度:2021年度 教育文化活動助成
活動の目的
作州絣の保存と伝統的技術の伝承、そして、後継者育成を図り、郷土工芸特産品としての振興を図るとともに、地域活性化に貢献することを目的とする。<作州絣保存会規約H259月第2条>
活動の内容及び経過
4月12㈪〜4月23日㈮
中国銀行久米支店作州絣機織り実演
6月21日㈪令和3年度岡山県観光物産事業功労者オンライン表彰式津山市作州絣保存会
6月24日㈭東京2020年東京オリンピック大会記念品プロジェクトロングテーブルセンター納品
7月24日㈯「津山市観光振興課」津山魅力発見ツアーカメラガールズ、コースター作り
7月30日㈮4校連携講座「地域創生学」魅力的な「まち」作り暮らしがいのある「町」学習活動講話・実演・質疑
8月11日㈬工芸館施工に向けて進行中
9月1日㈬ホテルオークラ展示貸出期間延長2021年11月1日〜2023年10月31日
10月13日㈬〜19日㈫
岡山高島屋「岡山フェアー」「岡山いいもの探訪」
9月11日移住・定住リモート取材
10月13日〜19日高島屋出店綿繰り糸紡ぎ
11月5日高梁市松原・福地・玉川小学校講話・実演・織り体験
11月6日〜7日イオン物産展販売・実演・体験
11月7日ゆのごうハンドインハンド手作り展参加
11月27日津山高校生5名課題研究
12月7日西小学校出前授業興和・実演・体験・手紡ぎコースター作り
12月15日誠道小学校興和・実演・体験・カラフルコースター作り
活動の成果・効果
- 今年度もコロナの影響で、今まで定番だった行事がほとんど中止になりましたが、コロナ対策に慣れてきた中で、できる範囲で活動を前向きに行った。
- 作州保存会運営作州絣工芸館のある城西地区が重要伝統的建造物群保存地区に2020年12月に指定され、城西まちづくり協議会よりぜひ参加してほしいと依頼を受け、令和3年度から修理、景観事業開始に参加することとなった。現在、具体的に家主さんと相談しながら、進行中だ。今まで、地域に溶け込んで、いろいろな行事に参加し11年たった現在、地域に貢献しながら、保存会の目的とする文化の伝承継承ができる場所として運営します。
- 保存会の津山市における教育関係より実演体験及び社会体験、衣の文化の講演などが、定番化してきた、とともに、県内他地域の教育関係者からも定番的に依頼がはいるようになってきた。①保育園幼稚園での棉植え、棉摘み②高等学校からの出前実演、講演依頼、また、作州絣を着ての地域の散策③津山市外、小学校からの体験依頼④生涯学習の一環として大人の勉強会
今後の課題と問題点
- 地域への伝承活動と衣の文化の重要性を小・中・高・大学対象として体験・ワークショップを地道に行っている。継続するためには、さらなるコロナ対策が必要と考えている。
- 運営している作州絣工芸館が来年度重伝建の施工工事に入り、半年ほど運営ができなくなるため、その間の活動拠点の検討。
- 保存会会員の織り技術向上だけでなく、伝統を繋げるための織り人としての心構えの必要性。