演劇ワークショップの実践を学ぶ勉強会を開催
団体名:久保山幸輝(演劇ワークショップ勉強会)
代表者:久保山幸輝 所在地:奈義町 設立年:2020年 メンバー数:6名 助成年度:2021年度 教育文化活動助成
代表者:久保山幸輝 所在地:奈義町 設立年:2020年 メンバー数:6名 助成年度:2021年度 教育文化活動助成
活動の目的
本活動では演劇ワークショップ(コミュニケーションワークショップ)を実践する人(ファシリテーター)を育成することを目的にしている。演劇ワークショップはコミュニケーションについて考える・気づく・学ぶ場となる。また、固定化された人間関係、固定化された役割で暮らす人々が、ワークショップの活動の中で演じることを通して、普段と違う役割を演じられたり、ある人の新たな一面の発見につながることもある。
現状では、このようなワークショップを実践できる人は多くない。ワークショップのファシリテートに関心のある人たちに参加いただき、ワークショップについて学ぶための勉強会や講座を定期的に開催する。ファシリテートできる人が増えれば、演劇ワークショッップに参加できる機会を増やすことができる。
演劇ワークショップの実践者の育成、演劇ワークショップの開催機会増加することで様々な人が演劇ワークショップに参加し、コミュニケーションについて学び、気づくきっかけとしたい。
活動の内容及び経過
演劇ワークショップファシリテーション勉強会を2020年12月から1年間ほぼ毎月1回の12回開催し、ワークショップの活動やファシリテートのポイント等について実践的に学んだ。
例えばアイスブレイクで実践できる「拍手回しゲーム」「じゃんけんゲーム」やメインアクティビティとして使える「ジェスチャーゲーム」等を学んだ。この他、ワークショップのプログラム開発やプログラム開発のコツ、ファシリテートのコツ等を学んだ。
また、勉強会参加メンバーの運営でコミュニケーションワークショップを3回実施した。(対象:幼児〜小学校低学年、高校生、地域サロン)
活動の成果・効果
- 演劇ワークショップ勉強会12回開催しワークショップの活動やファシリテートについて学ぶことができた。
- 1人と数名の協力でスタートしたが、結果的に各回5〜10名程度参加し、入れ替わりがありながら25名が1回以上参加、12回合計で98人に参加いただけた。
- 参加者それぞれが実践的な活動を通しての学びがあったとともに、参加者同士の意見交換によって多角的な視点から活動の考案・分析ができた。
- メンバー企画のワークショップ以外のイベントや集会等でも、勉強会で学んだ活動やファシリテートが生かされている。
- 勉強会で実践した活動の事例集を作成できた。
- 口コミで活動を知っていただき、ワークショップの開催を依頼いただけた。発足から1年程度経過し活動が認知された。
今後の課題と問題点
- ワークショップを企画、開催する際の参加者集めが難しい。昨年度も参加者が集まらずワークショップを中止したことがあった。
- ファシリテートを学ぶ勉強会の参加者の固定化。活動のマンネリ化。