記念公演周知のための広報活動と、新作品上達のための会場確保をする
団体名:一般社団法人大江戸玉すだれ岡山社中竹風会
代表者:守屋榮子 所在地:倉敷市 設立年:2012年 メンバー数:21名 助成年度:2021年度 教育文化活動助成
代表者:守屋榮子 所在地:倉敷市 設立年:2012年 メンバー数:21名 助成年度:2021年度 教育文化活動助成
活動の目的
マービー復興と竹風会10周年を記念して、公演を企画した。この公演のために、新創作演目①スターライト玉すだれ「竹取物語」②大江戸人間影絵「岡山八景簾絵姿」に取り組むなか、イメージを掴むためにマービーでの練習が必要となり、また公演を周知するための広報活動(ポスター・チラシ配布)が必至となった。練習会場の確保と広報活動を通し念願の公演を実現させ、次なる一歩へと躍進したい。
活動の内容及び経過
2020年4月、10周年記念公演を企画したが、新型コロナ感染拡大に伴い、活動拠点である公民館が使用禁止となり活動が休止となった。創作演目は、スターライト玉すだれ「竹取物語」と大江戸人間影絵「岡山八景簾絵姿」に決定し、自宅を稽古場として、少人数で稽古を続けた。2021年2月に公演日を11月28日として、マービーふれあいセンターを予約した。会員で道具制作、ポスター及びチラシの作成を計画発注したが、再び4月〜9月末までコロナ禍で活動休止となった。予定の11月28日公演は無理となり翌年、2月20日に延期した。10月から活動再開。新作のイメージ創りのため3回マービーふれあいセンターの会場を借りて錬磨する。1月〜2月まん延防止のため、再び公民館使用禁止。密を避けるための人数制限等の努力をし、地域の公会堂を使用させていただき、本番に備え準備、稽古をし公演当日を迎えた。
活動の成果・効果
- 稽古場所が確保できず、地域の公会堂で公演に向けて必死に稽古をし、マービーの会場で光を当てて動きを錬磨した結果、その成果を出すことができた。
- 新作のスターライト玉すだれ「竹取物語」は、美しい曲に合わせ、暗闇の中で玉すだれが光り、幻想的で不思議な世界が創れた。大江戸人間影絵「岡山八景簾絵姿」は、語りが面白く、岡山八景の特徴がよく表現され、とても笑いが取れた。
- 玉すだれの形の変化の面白さや奥深さに、気づいていただけた。
- 広報活動が功を奏したのか当日は、大勢の観客が来場され大盛会だった。
- 会場エントランスに再現した竹林は雰囲気があり、また10年の活動の足跡の展示も好評だった。
今後の課題と問題点
- コロナ禍のため、出演希望者が13名になってしまった。そのため、少人数で運営面のことをも兼ねてするため大変であった。
- 当日の会場運営は、ボランティアにお願いしたが、募集、役割分担等をお願いする事前準備が、大変だった。
- 会員の高齢化と会員減少をどうしたらよいか。
- コロナ禍で、稽古会場確保に大変困った。
- この度作成した道具類の保管場所をどうするか。