オーケストラ活動を通じて青少年の育成を
代表者:妹尾盛司 所在地:倉敷市 設立年:1984年 メンバー数:84名 助成年度:2016年度 文化活動助成(3ヵ年助成)
活動のターゲット・対象者
一般市民
目的と手段
「オーケストラ活動を通じて青少年の育成を」という当団の活動理念に沿って、岡山県内のジュニアオーケストラ活動の活性化を図る。何よりも、地域住民に生の演奏を聴いてもらうことで、多くの方々に音楽のもつ力を実感してもらう。
ワークショップやセミナー開催を通して、岡山県下の音楽指導の充実をはかり、より多くの子どもたちがオーケストラ活動に関わるきっかけ作りを行う。
1年次
第30回記念定期演奏会
日時:平成26年8月24日(日)14時開演
場所:倉敷市民会館大ホール
プログラム:チャイコフスキー作曲/幻想序曲「ロミオとジュリエット」、交響曲第5番他
創立30周年の節目に第30回記念定期演奏会を開催し、30周年記念誌「蒼樹(そうじゅ)」を発刊。500名を超えるOBOGを当団の人的財産と位置づけ、OB会を設立することができた。設立前からの歴史を紐解いて関係者と共有できたことで、一段と結束力も高まり、当団のこれまでの活動のよい節目となったと考えている。演奏家としての活躍が顕著なOBOGとの交流が団員たちに与えた影響は大きく、団員たちの良い刺激となったと思う。
また、近年力を入れている岡山県内外でのジュニアオーケストラ活動に対しての啓蒙活動は、真庭市エスパスホールでの交流演奏会に加え、今年度には備前ファミリーオーケストラに講師を派遣し、指導・交流を実施するに至る。
2年次
第31回定期演奏会の開催、講師陣による演奏および指導協力として、吉備中央町でのツーソン・レパートリー・オーケストラ演奏会、備前ファミリーオーケストラでの指導、音楽ワークショップ・セミナー開催として、高見信行氏による管楽器セミナー、折山もと子氏を招聘しての指導者用セミナーなど様々な活動を実施。創立30周年を過ぎ、倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラの新たな活動を模索する一年となった。この30年間と同様もしくはそれ以上の活発な活動を実施することはもちろん、岡山県内外の子どもたちの音楽活動にどう貢献していくのかを検討した。当団が培ってきた思いやノウハウを地域社会に貢献する術としての講師の積極的な奉仕活動により、これまでアプローチのなかった県内諸地域での活動を推進していくことができたと考える。
3年次
平成28年8月21日「くらしきコンサート100回記念公演ジュニアグランドオーケストラ2016」出演。くらしきコンサートは、倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラと同時期に開始、ともに、倉敷の音楽文化の発展に尽力してきたとの認識を持っており、様々な場面で共演を果たしてきた。このたび、開始から30年を過ぎたくらしきコンサート100回記念公演にあたり、山田和樹氏の指揮で岡山県内のジュニアを集結した「ジュニアグランドオーケストラ」に参加できたこと、県内ジュニアオーケストラの他団体および、各合唱団と共に奏した山本直純氏作曲「えんそく」での合唱団体との共演を果たしたことは当団員にとって貴重な経験となった。
9月22日当団講師が指導に行っている備前ファミリーオーケストラと共に、伊里中学校吹奏楽部コンサートに当団講師が出演。中学生との交流を含め、様々な活動に参加する。
10月2日岡山ルネスホールにて開催された当団OBである高橋誠氏のライブコンサートに講座生とKMC(キッズミュージックサークル)のメンバーが出演。クラシック以外のジャンルとコラボレーションするという、大変貴重な経験ができた。
12月には、高見信行氏を講師に迎え、幼児へのアプローチに主眼を置いた「つくってみようふいてみよう」を開催。
平成29年3月26日第11回スプリングコンサート開催。当団OGである岸本萌乃加氏をソリストとして迎え、ベートーヴェン作曲ヴァイオリン協奏曲と、交響曲第6番「田園」に挑戦した。
3年間の事業内容の傾向
1年次から実施している備前ファミリーオーケストラとの交流、2年次から強化したワークショップやセミナーなども3年次に継続することができた。国内外で活躍するOBOGとの交流や共演、岡山県内ジュニアたちとの共演も年々充実しつつあると実感している。
3年間の観客・参加者等の傾向
観客動員数において顕著な効果が見られたのは、スプリングコンサートである。曲目やソリストの選定なども観客動員数に影響があるものだが、継続した年1回の活動によって、地域に定着していった効果、くらしき作陽大学との連携活動の安定による効果が大きいといえる。
今後の展開・予定
弦楽器団員の育成が必須。ヴァイオリンはもとより、ヴィオラ、チェロといった中低音域のパートの充実を図りたい。分数楽器の購入を積極的に進め、ヴァイオリン、チェロの講座生の受け入れを強化。ヴィオラに関しては、ヴァイオリンパートからのコンバートも提案していく。楽器購入で使用できる助成金の申請なども進める。
3年間の事業
数年前に実施した久世エスパスでの公演、吉備中央町での演奏会協力など県中北部への活動の場が広がるとともに、地元倉敷市の文化活動に尽力するくらしきコンサートとの連携は、より高質な音楽の場を団員に提供できたのではないかと考えている。
活動の周知方法
演奏会等開催にあたり、県南地域外の久世エスパス、吉備中央町などへもチラシを配布した。また、KCTや玉テレなどのケーブルTVでの広報も強化していく。