音楽の蔵・牛窓シーサイドホールからクラシックに対する意識改革に取り組む

団体名:牛窓シーサイドホール会
代表者:服部弘誠 所在地:瀬戸内市 設立年:2010年 メンバー数:19名
助成年度:2014年度 文化活動助成

目的

内容・経過

◯一般市民に対し、プロピアニストの生演奏コンサート
「重利和徳ピアノリサイタル」6月24日
「伊藤さくら、山根知花“fleurirduo”コンサート」9月7日
この、プロによる生演奏コンサートは、一般の生活の中では、ほとんど触れる機会の無いものです。その中、参加くださった方から、「人生で初めての体験でしたが感動した」との感想いただきました。

◯瀬戸内市小学校の学校行事に組み込んでいただき、小学生に合わせたクラシックを選曲したコンサート。このコンサートは、小学生全員が日頃なじみの有る選曲を行ったことにより、一般に言われている「あきる」ことなく60分間、食い入るように鑑賞してもらえました。このことは、子どもたちの将来に素晴らしい影響を与えたと確信しています。公演後、RSKの取材に対し、生き生きと自分の感じたことを述べている姿が、小学生とは思えないものでした。

◯コンサートラリーと称して、日頃練習している楽器を持ち込み(ピアノは当方所有)司会者MCにより順番に観客の前で演奏する音楽会
「第2回ピアノコンサートラリー」8月23日・10月19日
この音楽会に関しては過去4回行いました。人前で、堂々とした態度に対し親御様がとがめるような風潮が多く見られていました。むしろ「尻込み」する姿を褒めている様にも感じておりました。これが日本の「謙遜文化」と思わせる場面を多く経験してきました。
その中、回を重ねる度に、帰国子女の子どもたちは、同様場面で堂々と表現ができることを伝えてきました。
この音楽会は、「謙遜文化」の中で育った子どもたちには、大きなハードルがあります。与えられた、環境、時間の中で自分の能力を最大限に表現する、これが乗り越えられれば、子どもたちは大きな一歩を踏み出したと確信します。

成果・効果

今後の課題と問題点

クラシック音楽コンサートに関しては、関心の有る人の割合が低く、集客に苦慮しました。

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