萬来舎写真展岡山展実行委員会

団体名:萬来舎写真展岡山展実行委員会
代表者:浮田隆司 所在地:岡山市 
助成年度:2005年度 文化活動助成

調査研究の目的

建築家谷口吉郎と彫刻家イサム・ノグチの、コラボレーションによる日本で初めての建築「新萬来舎」(慶應義塾大学:1951年建設)は、多くの保存を望む声が聞こえる中、2003年に惜しまれつつも解体された。両氏の生誕百年を迎え、「新萬来舎」の希有な空間の魅力をより多くの人に伝えることにより、現在、各地の文化財や建築が直面している「保存、修復」問題に対して認識を高め、検討を促すことを目的とした。また、二人の岡山とのかかわりを検証し、岡山県吉備中央町出身の造園家「重盛三玲」との交流を紹介。日本の造園史上重要な位置を占める重森作品の見学会などを行い、モダニズムを追求した昭和の偉人達の足跡を通じて、文化と社会の確かな関係性を提示した。

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