小学校教諭、大学研究者、写真家、デザイナー、映画監督
福武教育文化振興財団と深く関わりのある「人」に
インタビューをしていく特集です。
財団と人 #29
相澤麻有子さん | 帽子職人
2016年に笠岡市地域おこし協力隊に着任し、麦稈真田の掘り起こし活動に取り組んできた相澤麻有子さん。当財団が公募している2019年度の教育文化活動助成金に申請して、「麦稈真田のすゝめ」という冊子を制作しました。地域おこし協力隊終了後は、石田製帽に就職し、現在も笠岡市で暮らしています。活動のきっかけや活動を通してつながったご縁などについてお話を伺ってきました。(聞き手:黒部麻子)
財団と人 #28
江森真矢子さん | 一般社団法人まなびと 代表理事
2015年より3年間、和気町地域おこし協力隊(以下協力隊)として岡山県立和気閑谷高等学校の魅力化に取り組んできた江森真矢子さん。2019年4月、協力隊メンバーと教育や人材育成を通した地域づくりを目的とした一般社団法人まなびとを立ち上げ、協力隊卒業後も和気町に暮らしています。昨年度は、文部科学省地域学校協働活動推進・調査研究員、現在は和気閑谷高校のカリキュラム開発専門家や井原市ひとづくりアドバイザーとしても活躍中の江森さん。教育についての考え方や協力隊の経験を経て成長したことなどについてお話を伺ってきました。(聞き手:和田広子)
財団と人 #27
黒澤伸さん | 金沢21世紀美術館 副館長
木村健さん | 金沢21世紀美術館 エデュケーター
2018年度の入館者数が258万人と過去最高となった金沢21世紀美術館が取り組んでいる金沢市内の全小学4年生を招待するプログラム「ミュージアム・クルーズ」について、金沢21世紀美術館副館長の黒澤伸さん、エデュケーターの木村健さんに、経緯や成果、課題について伺ってきました。(聞き手:松浦俊明理事長)
財団と人 #26
三井文博さん | 特定非営利活動法人アーキペラゴ 代表理事
アートならではの方法で子どもたちの成長によりそうプログラムを実践し、注目されている芸術士®派遣事業。全国で初めて行政と一緒に取り組み、10年目を迎えた活動について特定非営利活動法人アーキペラゴの三井文博代表理事に、伺ってきました。(聞き手:松浦俊明理事長)
財団と人 #25
村上尚徳さん | IPU・環太平洋大学 副学長(教育)
小・中学校の教科書は4年に一度、改訂があり、学習指導要領の改定時には、大改訂があります。小学校は2020年に、中学校は2021年に大改訂が行われます。学校教育も大きく変わるのではないでしょうか。中学校新学習指導要領改訂にも携わられた村上尚徳氏に、美術教育の最新動向と今後の展開についてお話を伺いました。(聞き手:松浦俊明理事長)
財団と人 #24
城之内庸仁さん | 岡山に夜間中学校をつくる会 代表
さまざまな事情で義務教育を修了できなかった人や、学び直しを希望する人たちを対象に、岡山に夜間中学校をつくる会は、岡山県内初のボランティアが自主運営する「夜間中学校」を毎月2回開催しています。年齢・国籍に関係なく、学びたい人すべてに教育の機会を確保し、共に学び成長していく学びの場の提供と、公立夜間中学校の設置に向けての活動、またそれを必要とする人々がいることを広く知ってもらうことを目的としています。活動のきっかけやこれまでの経緯について城之内庸仁さんにお話を伺いました。(聞き手:財団/和田)
財団と人 #23
フォーラム Vol.8 トークセッション
福武教育文化振興財団フォーラム「ここに生きる、ここで創るvol.8」―「災害」と「文化」のいま、むかし、これから をテーマに、永田宏和氏(NPO法人プラス・アーツ理事長)、大澤寅雄氏(ニッセイ基礎研究所 芸術文化プロジェクト室)、石原達也氏(NPO 法人岡山NPO センター代表理事)の3氏を迎え、語り合った内容をご紹介します。(2019年1月19日Junko Futake Hall)
財団と人 #22
川崎好美さん | RESAS☆温羅カフェ地域データ分析研究会 代表
5月に岡山市内の奉還町商店街で、地域創生をテーマに「地域のこと ジブンゴト 温羅カフェ」というイベントが開催されました。参加者は高校生、大学生、学校の先生、企業経営者、国家公務員、NPO代表などバラエティ豊かな顔ぶれ。この学習会は、自分の地域のことを自分で考えるツールとしてRESAS(地域経済情報分析システム:リーサス)に大きな可能性があると思えた川崎好美さんが、共感してくれる仲間を集めて始めた取り組みです。今回の活動のきっかけやこれまでの活動について川崎好美さんにお話を伺いました。(聞き手:財団/野村、和田)
財団と人 #21
白田好彦さん | 文京区青少年プラザb-lab(ビーラボ)館長
「ナナメの関係」と「本音の対話」を軸に、子どもたちが主体的に人生を切り拓く学びを届ける認定特定非営利活動法人カタリバが、東京都で展開している中高生の居場所b-lab(ビーラボ)を視察してきました。現在、b-labの館長をしている白田好彦さんに、b-labの役割について伺ってきました。
財団と人 #20
フォーラム Vol.7 トークセッション
福武教育文化振興財団フォーラム「ここに生きる、ここで創るvol.7」―地域からの教育再生 をテーマに、柏原拓史氏、藤井裕也氏、原田謙介氏が片山善博氏を囲んで語り合った内容をご紹介します。(2018年1月13日Junko Futake Hall)
財団と人 #19
片山善博さん | 元鳥取県知事
福武教育文化振興財団フォーラム「ここに生きる、ここで創るvol.7――地域からの教育再生」が、2018年1月13日にJunko Fukutake Hallで開催され、片山善博氏(元鳥取県知事)に基調講演をいただきました。
財団と人 #18
嶋田学さん | 瀬戸内市民図書館 館長
「持ち寄り・見つけ・分け合う」広場をめざして2016年に開館した瀬戸内市民図書館。昨年の秋、図書館関連で国内最大のイベント「図書館総合展」でLibrary of the Year 2017の大賞とオーディエンス賞を受賞し、全国から注目されています。準備から開館まで携わってきた館長の嶋田学さんに、図書館の役割について伺ってきました。
財団と人 #17
芸術文化と地域づくり
故福武純子に代わり2017年6月の理事会で松浦俊明が理事長に就任しました。就任を記念して、昨年公益財団法人大原美術館の理事長に就任した大原あかね氏と、芸術文化と地域づくりについて語り合っていただきました。
財団と人 #16
片山康之さん | 緑丘小地域学校協働本部実行委員会委員長/美術家
近年学校を取り巻く環境が大きく変化しています。特に、児童数の減少は子どもの成長だけでなく地域住民の生活、コミュニティづくりへの影響も懸念されています。そのような課題を解決したいと倉敷市立緑丘小学校内の空き教室に「ギャラリーミドリ」がお目見えした。美術家として活躍する一方で、企画・運営に携わっている緑丘小地域学校協働本部実行委員会 委員長 片山康之さんにお話しを伺いました。卒業生として、芸術家として何かできることは…。(聞き手:財団 平山竜美)
財団と人 #15
フォーラム Vol.6 トークセッション
2017年1月14日にJunko Futake Hallで開催された福武教育文化振興財団30周年記念フォーラム「ここに生きる、ここで創るvol.6―地域にこそ在る最先端」での近藤誠一氏、平田オリザ氏、中島諒人氏3名によるトークセッションの内容をご紹介します。
財団と人 #14
中島諒人さん | 演出家/鳥の劇場芸術監督
2017年1月14日にJunko Futake Hallで開催された福武教育文化振興財団30周年記念フォーラム「ここに生きる、ここで創るvol.6」―地域にこそ在る最先端でパネリストの方がお話された概要をご紹介します。最後は、中島諒人さん(演出家/鳥の劇場芸術監督)です。
財団と人 #13
平田オリザさん | 劇作家/演出家
2017年1月14日にJunko Futake Hallで開催された福武教育文化振興財団30周年記念フォーラム「ここに生きる、ここで創るvol.6」―地域にこそ在る最先端でパネリストの方がお話された概要をご紹介します。2回目は、平田オリザさん(劇作家/演出家)です。
財団と人 #12
近藤誠一さん | 元文化庁長官
2017年1月14日にJunko Futake Hallで開催された福武教育文化振興財団30周年記念フォーラム「ここに生きる、ここで創るvol.6――地域にこそ在る最先端」でパネリストの方がお話された概要をご紹介します。第1回は、元文化庁長官 近藤誠一さんです。
財団と人 #11
三好祐也さん | NPO法人 ポケットサポート代表理事
小児がんや、心臓病など慢性的な病気によって長期の入院や自宅療養を余儀なくされている子どもたちは、病気だけでなく、学校生活や社会生活にも不安を抱えながら療養生活を送っています。そんな子どもたちを勇気付ながら温かく見守り、寄り添い支援活動をしているNPO法人ポケットサポート。代表理事の三好祐也さんにお話を伺いました。財団ではこの活動が、全国へ大きく広がっていくように応援しています。(聞き手:財団 平山竜美)
財団と人 #10
藤井裕也さん | NPO法人 山村エンタープライズ 代表理事
引きこもりや不登校になっている若者。彼らは、学校や社会の中でみんなと交わるのが少ししんどかったり、苦手なだけ。そんな若者が山村暮らしをしながら人と関わり、自分を見つめながら元気を取り戻していく取り組みを実践しているNPO法人山村エンタープライズ代表の藤井裕也さんに、「人おこし」の取り組みを伺いました。(聞き手:平山竜美 財団事務局次長)
財団と人 #9
山崎樹一郎さん | シネマニワ代表、映画監督、トマト農家
映画館の無い真庭で1本でも多くの"見るべき映画"を上映したいと思いcine/maiwaを立ち上げて9年目。その間に仲間たちと真庭を舞台にした『紅葉』『ひかりのおと』『新しき民』と3本の自主映画を制作した山崎樹一郎さん。映画とトマト作りのこと、仲間たちのこと、これからのことを伺いました。(聞き手:山川隆之=2012年福武文化奨励賞)
財団と人 #8
原田謙介さん | 特定非営利活動法人YouthCreate 代表
若者は社会を創り、社会を担う新しい力……。今夏の18歳選挙権導入を前に主権者教育の重要性と必要性を訴え、活動するNPO法人YouthCreate(ユースクリエート)代表・原田謙介さん。岡山の地から全国へ、若者と政治をつなぐ必要性を発信していきたい、という思いを財団は応援しています。YouthCreateが目指す社会とは?原田さんにお話しを伺いました。(聞き手:平山竜美( 財団事務局次長))
財団と人 #7
河原彩花さん | NPO法人だっぴ 事務局長
働き方に疑問を感じていた頃、゛だっぴ゛と出会って「もっと自由でいいんだ」とスイッチが入った河原彩花さん。自分と同じようにモヤモヤしている人たちに、その時の衝撃を伝えたいと、゛だっぴ゛のスタッフとして活動中。昨年から事務局長を任された河原さんに゛だっぴ゛への思いを伺って来ました。(聞き手:小川隆正(財団 事務局長)
財団と人 #6
菅原直樹さん | 「老いと演劇」Oibokkeshi 代表
東日本大震災をきっかけに2012年から和気町で暮らし始めた菅原さん。「介護」と「演劇」を結びつけたユニークな活動は和気町で生まれました。「よみちにひはくれない」「老人ハイスクール」の上演や老いと演劇のワークショップなど活動を続け、みえてきたものや手応え、今後の活動についてお話を伺いました。(聞き手:山川隆之=2012年福武文化奨励賞)
財団と人 #5
安原梨乃さん | たまログ実行委員会 代表
結婚を機に玉島で暮らすことになった安原さん。いずれ暮らすことになるだろう大正時代に建てられた実家を残すべきか、建て替えるべきかの問題に直面。彼女の活動は、そこから始まりました。玉島地域写真デジタルアーカイブ化プロジェクトの活動を通じて答えはでたのでしょうか代表の安原さんにお話していただきました。(聞き手:山川隆之=2012年福武文化奨励賞)
財団と人 #4
林宗一郎さん | 観世流シテ方能楽師/岡山能楽研究会 代表
岡山ゆかりの能「吉備津宮」を復活させ、能をより身近なものにと、精力的に活動する林さん。岡山能楽研究会の代表でもある林宗一郎さんに、復曲への思い、「能」の魅力や伝統文化について松浦俊明副理事長がお話を伺いました。
財団と人 #3
石田篤史さん | 公益財団法人 みんなでつくる財団おかやま
昨年、公益認定を受けた中四国地方初の市民コミュニティー財団・みんなでつくる財団おかやま(以下みんつく)は、みんなの「何とかしたい」をカタチにするために資源循環を行うための仕組みを提供し、社会課題の解決を進めています。設立に至る思いやコミュニティー財団の役割を、福武純子理事長がみんつく代表理事の石田篤史さんに伺いました。
財団と人 #2(後編)
江原久美子さん | 福武コレクション研究員
前編では、スミソニアン美術館で開催される国吉康雄の大回顧展や、研究についての想いをお聞きしました。後編では、国吉と現代アートについてお話していただきました。(聞き手:財団/和田広子)
財団と人 #2(前編)
江原久美子さん | 福武コレクション研究員
4月3日からアメリカ・ワシントンD.C.のスミソニアン・アメリカン・アートミュージアム(以下、スミソニアン美術館)で開催されている国吉康雄の回顧展「The Artistic Journey of Yasuo Kuniyoshi」。同展に最も多く作品を貸し出した福武コレクションの研究員である江原久美子さん。今回の展覧会は彼女の瞳にどう映ったのだろうか。(聞き手:財団/和田広子)
財団と人 #1
杉浦慶侘さん | 写真作家
「春、死なむ」杉浦慶侘展の開催を翌日に控えた3月下旬、写真家・杉浦慶侘さんを同展の会場となるcifaka(シファカ=岡山市北区石関町)に訪ねた。窓の外の桜は、まだつぼみ。けれど、会場は展示された作品の淡い満開の桜色に包まれていた。(聞き手:山川隆之=2012年福武文化奨励賞)