福武教育文化振興財団

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財団の沿革


財団法人福武教育振興財団の誕生

[ 昭和58年1月5日 福武書店始業式での福武哲彦氏訓示より ]
私は、「文化」から外れるような仕事はしたくない。···金儲けにつながらなくても、福武の質の向上になる。たとえば財団法人福武文化財団の構想などは、私のビッグドリームである。

昭和61年8月29日、福武書店創業社長福武哲彦氏の大いなる遺志を、福武總一郎氏が引き継ぎ設立しました。初代理事長に岡山県教育界の重鎮で、兵庫教育大学学長の谷口澄夫氏を迎え、教育研究に対する助成を開始し、翌年からは「福武哲彦教育賞」を設け、助成と表彰を二本柱とする活動が始まりました。

[ 財団法人福武教育振興財団設立趣意書より ]
福武哲彦氏にあっては、生前から会社として教育に関する事業を営むほか、個人としても教育文化に深い関心を持ち、美術工芸品の収集、図書館に対する図書の寄贈など岡山県の教育文化の発展に多大の功績を残した人である。また、広く学術・文化の各分野にも意を尽くした人である。このたび相続人福武總一郎氏にあっては、故人の意思を継承するため岡山に根差した教育財団として財団法人福武教育振興財団を設立しようとするものである。


財団法人福武文化振興財団の誕生

福武教育振興財団の設立10周年となる平成8年に、財団の基本財産を分割して、既成文化の枠にとらわれない文化の創造を目指す「福武文化振興財団」を設立し、岡山県で教育と文化の発展に寄与する2つの財団が活動を開始しました。

[ 財団法人福武文化振興財団設立趣意書より ]
現在、各地において生涯学習時代に対応した諸施策が実施され、市民レベルにおいても幅広く文化活動が行われている。しかし、活動団体の連携の不十分さや、資金面の厳しさなど多くの解決すべき課題も指摘されている。そこで、新たに財団法人福武文化振興財団を設立して、「文化活動の振興」を支援する。二つの財団は、主として岡山県の教育と文化を支援する車の両輪であり、お互いの特色を発揮することにより、教育及び文化活動進行のために実用な諸事業を展開し、教育文化の発展に寄与しようとするものである。


財団法人福武教育文化振興財団として統合

教育財団が20周年、文化財団が10周年を迎えた平成19年4月、教育文化振興の両事業をさらに効率的・一体的に実施するため、2財団が統合され再スタートしました。再出発した「福武教育文化振興財団」は、2つの財団の全ての事業を引き継ぐとともに、表彰、助成に加えて、オーストラリアや中国への若者の派遣事業、瀬戸内国際芸術祭関連事業や「犬島 海の劇場」などの新たな事業も展開しています。


公益財団法人福武教育文化振興財団として新たな出発

[ 平成22年8月6日 「瀬戸内国際シンポジウム2010」における福武總一郎氏スピーチより ]
私はよく「経済は文化の僕(しもべ)である」と呼んでいます。人々を心豊かにするのは経済活動だけではできません。
文化、すなわち「人々が幸せになれる、いいコミュニティづくり(お年寄りの笑顔があふれる社会づくり)」のために経済はあるのだと私は思います。
企業が財団を創設し、その財団がその株式会社の大株主になり、そこで得られた配当金を資金として、社会に貢献できる仕組みを作ることです。

そして、国の公益法人改革の中、財団法人福武教育文化振興財団は、平成24年4月1日公益財団法人として歩み始めました。当財団は皆さまのご支援をいただいて、岡山県の教育文化の発展に真摯に向き合う人々を応援してまいります。